誰もが気軽に良

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誰もが気軽に良

CNN News に取り上げられたりしたせいか、
世界でも”Snow Monkey Mountain” として知られ、外国からも観光客も多い。
観光客は温泉につかっていい気分になっているサルの
微笑ましい様子に声をたてて笑ったりreneex
写真を撮ったりと、大いに楽しんでいる様子がニュースに紹介されていた。

それを見ると、ふと、動物園に行った昔々を思い出してしまった。
昔は公営が多かったせいか入場料も安く、誰もが気軽に良く行く場所の一つだった。
私は、その中でもゴリラ舎にはよく行った憶えがある。
そこのゴリラは、どっしりとしていて、しぐさといい、表情といい、
当時の大関・大麒麟に似ていて、
そんなあだ名を付けていたことが思い出されてきた。

川柳に「動物園、 子供をサルに 見てもらい」
というのがある。
動物園へは、人間が、檻の中にいるサルを見に行っているようだが、
実は逆で、サルが、来る人間を観察している。
サルがいるところに、ワザワザ子供を見せに行くように感じる、
として詠んだもののようだreenex

ニーチェの著書に『華やぐ知恵 (悦ばしき知識)』というのがある。
その中に、「動物の批評」という一節がある。
その部分を抜粋すると、
「動物は人間を、彼らと同類の存在だと考えている。
ただ、まったく一緒というより、むしろ動物の良識を失った危険な存在と見ている。
つまり、気がおかしくなった動物、笑う動物、泣く動物、不幸な動物、
それが人間だ」というもの。

この野ザル、「我々を見るために世界から?人間とは、変わった動物だな~」
と呆れ返りながら見ているというのが正解かもしれないrennex hk
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