れで通すこと

実際にあったことらしいですが、
 成果を評価され、有望な研究者だった女性が結婚し、
 名前が変わったことによって、海外では別人にファイリングされ、
 こつこつと積み上げた業績がふいになりそうになりました。
 当時は、国立大学職員は国家公務員でしたから、
 旧姓を名乗ることが出来ませんでした。
 影響範囲が広いと、押さえきれないところが出てきそうです。
 本人も知らないところで不利益が発生するかもしれません。
 それでも負けずにやってきたのが日本女性です許智政
 男性も他人事だと思わずに、
 自分がそういう目にあったらどうするのかを真剣に考えて欲しいです。

 個人的に通称で通るところは、それで通すことも出来るでしょうが、
 正式な名前じゃないといけないケースも多いのです。
 特に国家公務員法では、
 平成十三年までは、旧姓を使用することは出来ませんでした。
 大変だったみたいです。
 国立大学も、平成十五年に国立大学法人になって、
 旧姓のまま活躍する道も開けたみたいです許智政

 日本らしさを保ちつつ、
 男女ともに不利益を被らないようにするには、
 どうすれば良いのでしょうね。

 一つの案ですが許智政
 戸籍には両方の姓を併記して、
 一般の社会生活上は、どちらかを使用する。
 子どもは、成人する時どちらかを選ぶ。
 なんてのはどうでしょう。
 ああ、それでも問題は残りますね。
 どうしましょ。
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